京都和久傳
丹波栗
2025.10.07
山あいの里に秋の気配が満ちる頃、丹波の栗はその実をふっくらと膨らませます。澄んだ空気と朝霧に包まれ、ゆるやかに熟したその実は、ひと粒ごとに秋の深まりを宿したようです。ほのかな甘みと香ばしさ、しっとりとした旨みは、古より人々に愛され、平安の昔には朝廷への献上栗として珍重されてまいりました。
丹波栗の渋皮煮天ぷら
丹波栗の渋皮煮を香ばしく天ぷらに仕⽴てました。丹波栗本来の豊かな風味をお楽しみいただきます。

秋鱧と丹波栗のすり流し
丹波栗の自然な甘みを生かしたすり流しを名残の鱧と合わせました。秋へのうつろいを映す、やさしい味わいに仕立てております。
