和久傳150周年×和久屋傳右衛門 和久傳150周年×和久屋傳右衛門

和久傳

和久傳150周年×和久屋傳右衛門

2021.01.18

歴史の中で多くの変化を繰り返しながら、和久傳は2020年、創業150周年を迎えました。
どれだけ多くの方と関わり、支えられ今があるのか。 そして、これからの新しい和久傳を皆様と共につくっていきたい。
「和をもって久しく傳える」この思いを胸に、古に学びながら次の150年を目指して新たな一歩をふみだしました。

 
奇跡の稲、イセヒカリ。

人びとの手から手へ。 縁のつらなりから生まれた酒、和久屋傳右衛門。
1959年秋、伊勢地方を大きな台風が襲いました。その時、伊勢神宮の神田の稲という稲がなぎ倒された中に、すっと立つ稲が数本。 その奇跡の稲は「イセヒカリ」と命名され、この稲を決して絶やしてはならないという祈りのような思いと共に受け継がれ、和久傳へと辿り着きました。

イセヒカリは、和久傳のふるさと京丹後にある棚田で、地元の農家の方に手ほどきを受けながら、和久傳の料理人、従業員とお客様とともに、苗を植え、草を抜き大切に育てています。 完全無農薬・有機栽培を貫き、冬場には高台寺和久傳の名物「蟹焼き」に使った間人蟹の蟹殻が肥料に加わります。蟹殻の養分が加わった土壌と、高竜寺ヶ岳の湧水によって育まれたイセヒカリ。

このイセヒカリを日本酒に出来るのではないかという思いが、京丹後市大宮町にある白杉酒造で形となりました。 白杉酒造では、麹米・掛米ともに全てに食用米を使い酒を醸します。
 
イセヒカリを使い醸し出された日本酒。その日本酒に、創業者の和久屋傳右衛門の名をつけました。
そして、縁が繋がり人から人へと大切に育まれ、日本酒となったイセヒカリが入った瓶は、生成りの手すき和紙を纏います。 和紙は元伊勢三社が鎮座する大江町宮川にて、楮の栽培から手間を惜しまず漉きつづける丹後和紙田中さんの手によるものです。
 
1870年、創業以来「和をもって久しく伝える」と唱えた和久屋傳右衛門の思いを、ふるさと丹後から生まれた日本酒に込めてお届けいたします。

<和久屋傳右衛門>
各限定生産1000本
純米無濾過生原酒(要冷蔵)

■2019BY 11,000円(税込)
1年の低温熟成を経て、原酒ならではの力強さを残しつつ、まろやかに仕上がりました。

■2020BY 8,800円(税込)
糀の華やかな香り、生酒にしかない上品な甘みが広がります。

◇150周年の記念として和久傳各店舗(高台寺和久傳・室町和久傳・京都和久傳・丹・五)でもお召上がりいただけます。

 

【ご購入方法】
■ 和久屋傳右衛門ホームページ https://www.wakuyadenemon.jp

■ OMAKASEサイト https://omakase.in/r/lv145890

■ 白 店頭にてご購入いただけます https://haku.kyoto.jp

◇ 和久傳各店舗(高台寺和久傳室町和久傳京都和久傳)でも承ります。詳しくは各店舗へお問合せ下さい。