12月 12月

京都和久傳

12月

2020.12.05

寒気が陽気をふさぎ、まさに冬となる頃。
太平洋側は晴れますが、日本海には灰色の雪雲が垂れ込み、大シケと雷雨が訪れます。一方では、どんな食材も身が引き締まり、旨味が増してまいります。日本海からは蟹や鰤、山からはジビエにも巡り会えます。加えて、野菜には霜が降り、味が深まります。西高東低は北からのおいしい便りです。